ユーザー車検(自分で車検を受ける)前の点検・整備

ユーザー車検前の点検・整備  修理代を増やさないためのメンテナンス

車検だからという理由だけではなく、
あなたの車をあなた自身で点検するということは、
それだけで、修理代を節約できることにもつながります!!


異常を早く発見できれば、それだけ交換部品は少なくてすみ、
それだけ部品代が安く、工賃も少なくてすみますからね。

よく仕事で修理などをしていると、変な音・臭いが出ているのに放っておいたために、
 
それが原因で他の変えなくてもよかった部品まで、交換しなければならなくなった、
というクルマをよくみます。

とうぜん、その分、部品代・工賃も高くなるのは言うまでもありません!
 
日頃のチェックも節約術のひとつなのです!!
 
たとえば、消耗パーツのブレーキパッド。
 
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パッドは残り少なくなって、交換時期が近づくと、
『キーキー』という警告音(または、メーターに警告ランプが点く)が出るようになっています。

それを、おかしいと思わないで、そのまま乗り続けると、
そのうち『ゴーゴー』という音に変わります。

こうなると、パッド部分が磨り減って、
パッドのベース(金属)とローター(金属)が直接し、
削れ合っている状態になっています!

最初の『キーキー』という段階で、ブレーキパッドを交換しておけば、
消耗パーツ(ブレーキパッド)だけの交換ですんだものが、
放っておいたために、 ローターを研磨または、交換しなければならなくなるのです!

余計な修理代を出さないためにも早期発見・修理が必要です!!

ここでは、『機械のことは分からないから、少しの異変に気付いても放っておいてしまう。』
そんなあなたのために、整備士になってこれまで経験してきた10年間の出来事を参考に、
修理代を増やさないための点検・管理の方法をあなたにご紹介したいとおもいます!!

もちろん車検用の記録簿を書くための、チェック方法も兼ねていますからご心配なく。
順番どおり点検していただければ、記録簿の『□』欄が、すべて埋まっていくはずです。

そして、あなたが点検して、もし、悪い所が見つかったら。
『自分で部品の交換なんてできなーい!!』 なんて方もいますよね。

そんなときは、無理することはありません。整備工場で修理を依頼しましょう。
だれにでも苦手な事はあるものです。私が事務の仕事内容がまったく解からないように、
機械が苦手な方が、部品の交換が出来ないのはしょうがない事ですもんね。

もちろんあなた自身で、できることがあれば、言うことはありません。
それが、いちばん節約できる方法ですよね(笑)。


                                             記事を書いた日:2006/10ごろ


 
 

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